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ビーくん
東京に住む中学3年生。
昆虫(特にトンボ)、鳥など生物と自然が大好きな少年です。
休みの日に、カメラを持って近くの荒川で生物観察を楽しみます。

昆虫

ツマキシャチホコ

ツマキシャチホコは、蛾の仲間です。
写真ではわざと足と顔が分かるように映していますが、一見本当に木の小片に見えます。
駅のホームでベンチにくっついていたのですが、座っていた同級生は、全く気が付かず、いってもそれが動くまで信じませんでした。

オオルリボシヤンマ

オオルリボシヤンマの写真は、去年撮った、これまでの中の最高傑作の一枚です。
雌が産卵をしていたので、脅かさないように、真正面から、接写しています。
トンボは、捕まえようとさえしなければ、いくらでも近づかせてくれます。
実際に、この写真ではピントの問題で2~3cmの距離で撮っていますが、ほぼ触れるまで近づくことが出来ました。

スズメ

雪とスズメ

スズメと雪

一斉に飛ぶスズメ

スズメが一斉に飛び立つ瞬間を捕る事が出来ました。
同じ姿勢のスズメが何羽もいるのが面白いです。
たくさん野鳥も見ますが、スズメはやっぱりかわいいです。
(荒川 2021.03)

カワウ

カワウ

「数百羽で群れになって飛んでいました。婚姻色で頭が白くなっているのがまたこれもいいなあと思います。」(荒川 2021.01.31)

ビーくんの生物通信

2020.12.23

ツバメシジミ

学校横の公園で撮ったツバメシジミ
ツバメシジミは、ヤマトシジミ(一番見かけるシジミチョウ)と違い、羽に飛び出している部分があるのが格好いいです。
シジミチョウは、きれいなものが多く、小さくてかわいいので好きな虫です。

アキアカネ

同じく学校横の公園のアキアカネ。
♂(胸の模様は見ることができないですが、体型から判断しました。)
アキアカネは、ナツアカネと違って、胸と腹で色がきっちり分かれているのに、また違った良さがあります。北大の大野池でみたトンボが懐かしいです。学校の水田にも、それなりに種類がいるのですが、ヤンマはいないです。ただ学校のプールにはおなじみのギンヤンマが住んでいます。学校のプールは、掃除がされていないのか、夏の人が使う時でもでもヌルヌルした藻が壁に生えていて、底には落ち葉があるので、トンボにはいい環境かもしれないです。

トビ

神奈川一色海岸で部活で行った時のトビ
トビは、猛禽なのでやはり格好いいです。磯に生物採集に行った際につがいで空を飛んでいました。すぐ横に離宮があって、木が茂っているので、猛禽にはいい環境だと思います。

ビーくんの生物通信

2021.01.19

ハシブトガラ

ハシブトガラかコガラかどうか迷っていて、自信がないです。
よければ違いを教えてもらえませんか?
木をつついて、写真でも虫のようなものをくわえています。

写真は、コガラではなく、ハシブトガラですね。
コガラとハシブトガラの見分け方ですが、1番のポイントは、上下嘴の合わせ目=会合線が白いのがハシブトガラ、白っぽく見えないのがコガラ。この写真では丁度その部分が隠れているので、これでは判別できませんね。
尻尾は見分けやすいので、良く判別につかいます。コガラは丸く(丸尾)、ハシブトガラは四角い感じ(角尾)。
足の特徴:ハシブトガラの方が太くごつごつし、ささくれだって見えますが、コガラはスマートでささくれだって見えません。羽の色も見分けに使いますが、コガラとハシブトガラは、余り見分けやすいとは言えないので省略します。写真に写っているのは、尻尾と足の特徴から、ハシブトガラですね。(Rocci)

ゴジュウカラ

ゴジュウカラは見つけるとやっぱり幸せな気分になれます。

ビーくんの生物通信

2021.01.22

モズ

最近、虫があまり見られないので、鳥の写真撮影をしています。
これは、日曜日に荒川に行って撮った写真の一部です。
このモズは、早贄を食べていました。早贄を食べるのを見たのは初めてで、嬉しいです。小鳥なのに、猛禽らしく自分より大きなツグミを追い払ったりしていています。格好いいです。荒川にはたくさんいました。

ビーくんの生物通信

2021.01.22

カワラヒワ

最近、2-3週間に1回程度の割合で河川敷に行っています。
前回に行ったときは、暖かくなったせいか、テントウムシを見ることが出来ました。また、冬の蝶ですがキタテハを見られたのも嬉しかったです。
一枚目がカワラヒワです。
くちばしが太いところなど、雰囲気がとても文鳥に似ています。
この羽根の黄色いところが本当にきれいです。群れでいるので、見ると何となく得をした気分になります。

セキレイ

二枚目は、よく見る鳥ですが、ハクセキレイです。セキレイは、みんな歩くのがとても速くていつも驚きます。前に鳩に追いかけられていた時は、足の動くのが目に見えないほどでした。飛ぶ方がヒヨドリを極端にしたような感じで、特徴的なので見るとすぐわかります。荒川では、結構ハクセキレイと間違えてしまう鳥がいて、遠くから見ると、ツグミは広場にポツンといる感じがとても似ています。また、モズも飛ぶ雰囲気が似ている気がしました。

メジロ

そして、メジロ。アシ原の中にいて、アオジやホオジロと思ったら、メジロでした。
後で写真を見てみたら、正面を見て写っていました。何だか西洋ナシのようでかわいいです。
近頃、6kmほど離れた場所に、公園の中の、沢山水鳥のくる池を見つけ、カワセミやカイツブリなどもいたので、また行ってみようと思います。

ビーくんの生物通信

2021.03.18

セグロカモメ

写真は、シロカモメです。荒川に行って、授業のない平日だったので、人もいなくて寂しい雰囲気だったのですが、いつもより遡ってみると、この一羽がずっと同じところを飛んでいて、地面すれすれまで羽ばたいて降りては地面に足の着く直前でまた上に行き、10mほど飛んではまた同じことをする、というのをずっと繰り返していて、本当にただ飛ぶのを楽しんでいる感じでした。本当に遊んでいるように見えます。何となくカモメのジョナサンを思い出しました。

ノスリ

最後はノスリです。荒川にノスリがいると気が付いたのは、荒川めぐりを始めてから2回目の時で、歩いていたらいきなり10mほど前から飛び出して、一気に50mほど下流の、しかも対岸に行ってしまいました。いたのは嬉しかったのですが、しっかり姿を見ることが出来ず、ようやく次の機会に見ることが出来ました。トビと最初間違えたのですが、ノスリで、トビ以外の猛禽類を野生で見たのは、網走で遠くからオオワシとオジロワシを見た事しかなかったので、嬉しかったです。もう一羽見たのですが、それはカラスに追われて行ってしまいました。カラスは強いです。
荒川には、チョウゲンポウもいるようなので、探してみようと思っています。

ビーくんの生物通信

2021.04.25

キジバト

キジバトが、学校の畑に来ました。
去年、コロナで畑を耕していなかったので、たくさん草が生え(なんとなかなか見ないカントウタンポポも生えています!) いい環境となっています。
キジバトが黄緑の草の中を歩いているのが、いかにも春らしい風景です。

ベニシジミ

2枚目は、ベニシジミです。
今年は例年より暖かい感じがして、実際に、本来の発生時期が2か月ほど早いアブが取れたりしています。これが気候変動の影響なのだとしたら少し心配です。ただ、やっぱり虫に会えるのは嬉しいです。菜の花にベニシジミが止まっているのは、とてもきれいです。シジミチョウは、前に紹介して頂いたツバメシジミや、ヤマトシジミなどきれいな青をしているものが多いですが、このベニシジミの温かな色も素敵だなあと思います。昆虫は、鳥と違って近くで見ることができるのがいいです。

オツネントンボ

最後は、オツネントンボ
実はこれは、4月の最初の方、まだ雪の降っている北海道の宮島沼で撮影したものです。雁を見に行ったのですが、まだ凍っていたために偵察隊しか見られず、その代わりこれを見ることが出来ました。こんな季節にトンボは珍しい気もしますが、実はこのトンボは、近縁のホソミオツネントンボとともに、冬を成虫で越冬する珍しい生活を送るトンボなのです。山小屋などでは、窓わきにこのトンボが群れでいることがあるそうなので、是非一度見てみたいです。
暖かくなってきたので、またトンボが見られるといいなと思います。

アマガエル

最近、学校の田圃でアマガエルがよく鳴いています。この田んぼにはウシガエルがいないので(アメリカザリガニはいますが)比較的いい環境となっています。この写真は夜8時ごろまでその田圃で粘って撮りました。個人的にかなり好きな一枚です。下に音声も添付するので、是非聞いてみて下さい。

ビーくんの生物通信

2021.07.03

青大将

最初の写真は、水田にいた青大将です。
幼蛇なので、小さく、色もまだ青っぽくはなっていないです。小さい青大将は、身を守るためか蝮のような模様となっていますが、実際に見ると、蝮とはかなり違うなあと感じました。
まず、光沢があってつるつるしているし、体格も違います。マムシはかなり太いイメージがあるのですが、これはとても細いです。
そして、一番違うのは目です。これは丸い目をしていますが、マムシは瞳が縦に細長くなっています。
水田を移動する様子を撮ったので、下のリンクからぜひ見てみてください。

移動する様子を見る
ハエトリグモ

学校の机にいたハエトリグモです。
とても小さいのですが、よく見ると本当にきれいな模様だなと思いました。
身近なところにもこういうきれいなものがいて、よく観察してみると面白いです。

カラスアゲハ

カラスアゲハです。
水田で見たのですが、クロアゲハはよく見ても、これはあまり見ないので、うれしい発見でした。
青っぽくて、とてもきれいな蝶です。
他にもきれいな蝶がいたので、今度また連絡しようと思います。

コチドリ

空き地にいたコチドリの雛です。
生物部の仲間に教えてもらったのですが、今年は偶然できた空き地に繫殖しているようで、とても嬉しいです。
雛は小さくて、とてもかわいいです。

クイズ

最後にクイズです。
この最後の写真は何の写真かわかりますか?
顕微鏡で拡大して撮ったものです。
身近にいるものです。

答えはビーくんの生物通信2021.07. に掲載します。

ビーくんの生物通信
トンボ編

北大大野池
2021.07.28

ビーくんの生物通信2021.07.03のクイズの答えは「蚊の針と鞘」です。


オニヤンマ

オニヤンマ

コオニヤンマ

コオニヤンマです。オニヤンマはヤンマ科ではなく、オニヤンマ科という独自のグループを作っているのですが、このコオニヤンマは、オニヤンマ科ではなく、かといってヤンマ科でもなく、サナエ科に分類される面白いトンボです。

キタイトトンボ

キタイトトンボです。
水色のきれいなイトトンボです。

アオイトトンボ

その次が、アオイトトンボです。
イトトンボという名前がついていますが、イトトンボ科ではなく、羽を広げて止まっています。
実は、今年、様々なところに行く中で、キイトトンボ、ベニイトトンボ、クロイトトンボ、アオイトトンボと、色+イトトンボという名前のトンボをすべて見ました(アオモンイトトンボなど、色のほかに何かついている種は除きます。)。
いずれそれらの写真をすべてまとめて送ろうと思います。

オオルリボシヤンマA オオルリボシヤンマB

そして、オオルリボシヤンマです。
ヤンマ系は全く止まらないので、捕るのはかなり難しいのですが、捕まえられました。
去年は、オスの複眼を綺麗に撮ることが出来なかったのですが、今回じっくり見て、撮影も出来たので、良かったです。やはり、綺麗な水色はオスの方によく出ています。

ヨツボシトンボ

大野池の最後がヨツボシトンボです。
羽に2つずつ、合わせて4つの斑点があります。
初見のトンボだったので、嬉しいです。
腹の幅の広いトンボでした。

キイトトンボ

キイトトンボは、学校の田んぼで見つけました。
本当に真黄色なイトトンボで、よく目立ちます。
胸の方まで統一して黄色系で(尾が一部黒ですが)、綺麗でした。
初めて見た種類で、調べてみたら、かなり珍しいようです。
来年もまた見られるといいなあと思います。
因みにもう一つのベニイトトンボも、キイトトンボ以上に希少な種のようです。

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