第3話
コロナウイルスとマスク
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イケブクロ博士
コロナウイルスはとても小さいというイメージはできたのぅ。ワクチーが、それならふだん使っている布マスクをすいすい通ってしまうと言っていたのう。
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問題
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イケブクロ博士
そこで問題じゃ。コロナウイルスは布マスクをすいすい通ってしまうかな?
〇(すいすい通る) △(すこしは通る) ×(ほとんど通らない) -
ワクチー
×だよ! マスクの布のすき間よりずっと小さいので、すいすい通りそうだけど、裏をかいて、通らないんじゃないかな~。
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ミク
〇だと思います。ほんとに小さいから通るんではないかしら。
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ヒーくん
△と考えました。普通、ウイルスが単独でいることは少ないから、すこしは通るが 正解に近いとみました。
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正解
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イケブクロ博士
正解は・・・・・なしじゃ。
みんな当たりといえば当たり、はずれといえばはずれじゃのぅ。 -
ワクチー
ぎょぎょぎょ、そんなのないよ!! 博士ずるっこ!
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ミク
ずるっこじゃなくて、つるっこじゃない?
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イケブクロ博士
そもそも、コロナウイルスが、人を離れて、単独でいることはないのじゃ。いたとしても一瞬ってところなんじゃ。単独でいられるのは、人の体内だけなんじゃね。そうさな、あんなに小さいものは、仮に居たとしても吹けば飛ぶようにどこかに飛んで消えてしまうね。
だからマスクに通るか通らないかという問いはナンセンスじゃった。 -
ヒーくん
でも、飛沫やエアロゾールの中でコロナウイルスは存在するんですね。だから、マスクを通るか通らないかは、そういう状態のコロナウイルスが通るか通らないかということではないですか?
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イケブクロ博士
ヒーくんのいう通りじゃ。言いたいことは、そういうことじゃ。
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ワクチー&ミク
博士が問題まちがえた~。
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リバシブル総理
いや、そうでもないですよ。結構本質的問題で、簡単には答えられませんね。それより、ヒーくんがいうように、飛沫やエアロゾールがマスクを通るか通らないかの方が、感染防止では大切な問題ですね。
イケブクロ博士、つぎはこの問題についてよきにはからえや。